

新城市企画課が企画した新城のこれからのまちづくりに向けて話し合うワークショップ3回がはじまります
合併後の総合計画策定に市民ニーズを反映させるために住民から、公報・回覧板チラシの公募によって全体で40名ほどが選ばれました
取り回しは豊橋技術科学大学の学生です
公募されたときのテーマは5つ

テーマ1 「地域のお宝」をどう活かしますか?
~文化財、史跡、観光資源課題と活用を考える

テーマ2 安心して子供を産み、育てるには?
~子育て支援、子育て環境を考える

テーマ3 過疎をどうする!山間地に住み続けるのは?
~市域全体のバランスある発展を考える

テーマ4 第二東名開通後の市のすがたは?
~市の土地デザインを考える

テーマ5 「協働」ってなに?
~住民自治社会における公共サービスの役割分担を考える
応募が一番多かったのは「過疎」、逆に応募が無かったのは「第二東名」でした。
各テーマに別れ、数名づつテーブルにつき、2時間の意見交換の後、模造紙にそれをまとめ発表し合いました。
自分が参加したのは、「協働」です。
参加者は7名、行政からは市民協働を担当する「じょうほう課」が、ファシリテーターは技科大院生2名がつきました。
第一回は、それぞれの「協働」のイメージの共有を目指して議論がされたのだと思いますが…
しかし、参加者それぞれの持つ「協働」の基礎イメージの共有を行うことが難しく、というのは、日常生活で行政や企業と市民との協働を実感する/させられる場面が少ないからかもしれませんが、「集落住民のそれぞれの意見を集約すべし」、「行政と市民との壁を無くする」、「住民は行政に頼らずもっと自立すべき」、「協働ってなんなのか分からない」等の意見がだされました。また、合併後の地域連携の希薄さなど、論点からずれた議論も行われ、収集がつかないまま、時間切れになりました。
今回のワークショップの問題点を改善するためには、「協働」がなんなのか?、イメージの基礎をつくるための事前準備が必要であったのだと思われます。
→少なくとも現状で行われている市民・行政・議会・(さらに自治区・集落等)のある方がどうであるか?、市内ですでに行われている住民参加の取り組みの例は何なのか?(ゴミ分別、高齢者介護ボランティア、子育て支援ボランティア、防災・まちづくりコミュニティ活動、消防団、防犯・青少年育成ボランティア活動等)、また市外の「協働」事例(具体事例としくみについて)やその問題点等
の勉強会もしくは資料事前配布が必要であったと思われます。